第14回 : IoTベンチャー特集(2回目) 14-1. NetLED 株式会社 NetLED株式会社は、必要な明るさを必要な場所に必要なだけ供給を行うために究極の省エネ・エネルギー管理を実現する「IoT無線照明制御システム」を提供するベンチャー企業。NetLEDの対応製品には「NetLEDエンジン」と呼ばれる専用のエンドデバイスが組み込まれている。これにより照明がクラウドシステムと繋がり、普段使用しているパソコン、スマートフォン等の 汎用機器で照明が操作・管理できる様になる。2016年に米国最大のテクノロジースタートアップカンファレンス「TiEcon」にて「TiE50トップスタートアップ 2016」として採択。 14-2. 株式会社フェニックスソリューション 従来のRFIDは金属や水分の近くでは読み取れることが困難であった。フェニックスソリューションは、金属の裏側や水分の近くでも 高精度で読み取り可能なRFIDを開発。製造・物流業を中心に広範なサプライチェーン、トレーサビリティにおいて、金属部材の IoTが実現できる。さらに、読み間違えなどのヒューマンエラーや事務コストを激減させ、業務効率・生産性を大幅に改善する。 建設、リース、電機、医療・介護など幅広い分野での応用が可能。経済産業省「先進的IoTプロジェクト準グランプリ賞」を受賞、またNEDOの開発支援も既に受けている。 14-3. 株式会社フォトシンス 株式会社フォトシンスは、スマートフォンやsuicaで鍵を開けることのできる世界初の後付型スマートロック「Akerun」を開発する IoTベンチャー。家庭向けのAkerun、法人向けのAkerunPro、自動ドア対応のAkerunEntrance、鍵管理システムAkerunManager など、入退室管理に関する多くのサービスを提供。2014年9月に創業して以来、「つながるモノづくりで感動体験を未来に組み込む」の理念のもと、経産省が所管するNEDO SUI事業に採択、GoodDesign賞受賞、大手投資機関から4.7億円の調達など、IoT事業に 果敢に挑戦している。 14-4. ユカイ工学株式会社 ユカイ工学は「ロボティクスで世の中をユカイにする」をテーマにネットとリアルを繋ぐプロダクトをつくる会社。代表的なプロダクトは、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」。スマートフォンのアプリとつなげて使う、お子さまとの 日中のコミュニケーションを手助けするロボット。また、BOCCOは、2015年度グッドデザイン賞や第10回キッズデザイン賞など 多数の受賞をしている。NEDOピッチでは、BOCCOの描く家庭用ロボットの将来について話す予定。 14-5. 株式会社Liquid Liquidは、1000万ユーザのデータベースに対する指紋認証を従来10分以上掛かるところを、100倍以上の速度でヒットする技術を開発。 画像そのものは使わないため、個人情報を保管するリスクの軽減や、ユーザーの抵抗感軽減にもつながる。現在、生体指紋認証による決済システム「Touch&Pay」は、経済産業省の「IoT推進のための新ビジネス創出基盤整備事業」を通じて実証実験を行っている。 オフィス機器の認証への導入、チェーンホテルのオートロックへの応用、大規模な施設の入場ゲートや店舗でのICカードレスの決済など、幅広い分野へ応用可能。
建設、リース、電機、医療・介護など幅広い分野での応用が可能。経済産業省「先進的IoTプロジェクト準グランプリ賞」を受賞、またNEDOの開発支援も既に受けている。
画像そのものは使わないため、個人情報を保管するリスクの軽減や、ユーザーの抵抗感軽減にもつながる。現在、生体指紋認証による決済システム「Touch&Pay」は、経済産業省の「IoT推進のための新ビジネス創出基盤整備事業」を通じて実証実験を行っている。
オフィス機器の認証への導入、チェーンホテルのオートロックへの応用、大規模な施設の入場ゲートや店舗でのICカードレスの決済など、幅広い分野へ応用可能。