第29回 アグリ・フードテック特集 29- 1. 株式会社UniBio 再生医療分野に必要不可欠な原料である有用タンパク質、細胞増殖因子の大半が、①高価な輸入品であり②動物細胞・大腸菌由来ゆえにウイルス・細菌やエンドトキシンなど病原体混入の可能性を払拭出来ない、という問題を抱えている。当社は「植物バイオ技術」を活用し、多種多様な細胞増殖因子を安全且つ効率的に製造する。動物細胞等使用技術と異なり高い安全性を可能とし、少量・多品種の開発・製造も可能、さらには劇的な低価格での提供をも実現する。 29- 2. 株式会社プリベンテック 弊社は旧農業生物資源研究所(現農研機構)発のベンチャー企業でイネゲノム解析および組換えイネ開発の事業化を目的に設立された。バイオ産業の時代と云われて久しいが、グリーンバイオや再生可能資源産業がグローバルエコノミーの持続可能な成長産業として位置づけられている。食品以外ではワクチン等のバイオロジックスの植物生産が現実化してきた。本ピッチでは弊社が行っている組換えイネ種子によるバイオロジックスの生産開発と事業化についてご紹介する。また我が国における組換え植物による物質生産とオープンイノベーションによるバイオビジネスを展望したい。 29- 3. ファイトケム・プロダクツ株式会社 ファイトケム・プロダクツ株式会社は、東北大学発の研究成果を事業化するために2018年6月に創業したスタートアップです。高齢化社会を迎え健康に関心が集まる中、私たちは独自のイノベーションで、これまで製造困難であった天然の健康機能物質を安全かつ安価に製造し提供していきます。また、技術開発を通じて、農業と工業の連携による新たな地域の経済循環を生み出し、循環型の未来社会を実現することを目指しています。 29- 4. 株式会社BugMo 食用コオロギ養殖の自動化と食品の研究開発に取り組む。養殖から食品化まで手がける垂直統合型の強みを活かし、1)コオロギの機能性の解明およびその最大化を図りつつ、2)望まれる風味や旨味を実現することで、栄養があり美味しいタンパク質をデザイン・提案。途上国においては、簡易システムをレンタルするモデルによりラストワンマイルに豊かな食肉体験と現金収入の機会を創出。世界中でタンパク質の地産地消の光景を実現する。 29- 5. インテグリカルチャー株式会社 細胞培養で食料を生産し、培養肉などの低環境負荷の蛋白源を実現する細胞農業ベンチャーです。独自の培養技術であるCulNet System™を使い、様々な細胞を従来の1/10000以下の価格で培養します。培養細胞を用いたバイオ試薬、コスメ、サプリなどを2020年より順次上市し、最終的に細胞培養肉を上市します。超省資源の食料生産は宇宙農業に最適であり、火星でのプラントの建設を大目標と置いています。 29- 6. アイ・イート株式会社 宇都宮大学発ベンチャー企業。いちご用個別包装容器「フレシェル」と農業用ロボットを軸に事業を行っている。農業用ロボットにおいては、複数の機能モジュールの組み合わせによりロボットを構築する「モジュール分散共同型ロボットシステム」の開発を進めている。現在は移動モジュールによる重量物野菜の搬送をはじめとする農作業補助ロボットの実用化に取り組んでいる。2019年中の農業用ロボットレンタル事業開始を予定している。 PDF
再生医療分野に必要不可欠な原料である有用タンパク質、細胞増殖因子の大半が、①高価な輸入品であり②動物細胞・大腸菌由来ゆえにウイルス・細菌やエンドトキシンなど病原体混入の可能性を払拭出来ない、という問題を抱えている。当社は「植物バイオ技術」を活用し、多種多様な細胞増殖因子を安全且つ効率的に製造する。動物細胞等使用技術と異なり高い安全性を可能とし、少量・多品種の開発・製造も可能、さらには劇的な低価格での提供をも実現する。
29- 2. 株式会社プリベンテック
弊社は旧農業生物資源研究所(現農研機構)発のベンチャー企業でイネゲノム解析および組換えイネ開発の事業化を目的に設立された。バイオ産業の時代と云われて久しいが、グリーンバイオや再生可能資源産業がグローバルエコノミーの持続可能な成長産業として位置づけられている。
食品以外ではワクチン等のバイオロジックスの植物生産が現実化してきた。本ピッチでは弊社が行っている組換えイネ種子によるバイオロジックスの生産開発と事業化についてご紹介する。また我が国における組換え植物による物質生産とオープンイノベーションによるバイオビジネスを展望したい。
29- 3. ファイトケム・プロダクツ株式会社
ファイトケム・プロダクツ株式会社は、東北大学発の研究成果を事業化するために2018年6月に創業したスタートアップです。高齢化社会を迎え健康に関心が集まる中、私たちは独自のイノベーションで、これまで製造困難であった天然の健康機能物質を安全かつ安価に製造し提供していきます。また、技術開発を通じて、農業と工業の連携による新たな地域の経済循環を生み出し、循環型の未来社会を実現することを目指しています。
29- 4. 株式会社BugMo
食用コオロギ養殖の自動化と食品の研究開発に取り組む。養殖から食品化まで手がける垂直統合型の強みを活かし、1)コオロギの機能性の解明およびその最大化を図りつつ、2)望まれる風味や旨味を実現することで、栄養があり美味しいタンパク質をデザイン・提案。途上国においては、簡易システムをレンタルするモデルによりラストワンマイルに豊かな食肉体験と現金収入の機会を創出。世界中でタンパク質の地産地消の光景を実現する。
29- 5. インテグリカルチャー株式会社
細胞培養で食料を生産し、培養肉などの低環境負荷の蛋白源を実現する細胞農業ベンチャーです。独自の培養技術であるCulNet System™を使い、様々な細胞を従来の1/10000以下の価格で培養します。培養細胞を用いたバイオ試薬、コスメ、サプリなどを2020年より順次上市し、最終的に細胞培養肉を上市します。超省資源の食料生産は宇宙農業に最適であり、火星でのプラントの建設を大目標と置いています。
29- 6. アイ・イート株式会社
宇都宮大学発ベンチャー企業。いちご用個別包装容器「フレシェル」と農業用ロボットを軸に事業を行っている。農業用ロボットにおいては、複数の機能モジュールの組み合わせによりロボットを構築する「モジュール分散共同型ロボットシステム」の開発を進めている。現在は移動モジュールによる重量物野菜の搬送をはじめとする農作業補助ロボットの実用化に取り組んでいる。2019年中の農業用ロボットレンタル事業開始を予定している。
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